アイテックインターナショナル株式会社の山口孝榮氏について書いてみます〜その二〜
今回は山口孝榮氏について考察する二回目の記事です。
一回目は以下の記事にてご覧くださいませ。
第一回目は、IT企業、特に営業会社スタートでソフトやプロダクトがない会社の多くは、本当に詐欺的な企業が多く、ごく最近まで裁判を多く抱えていた企業ばかり、、、ということについて考察しました。
二回目は、山口孝榮氏が再度の起業、シリアルアントレプレナーであることについてです。
山口氏の何が悪いのかが分からない
山口氏の評価を見ていると、的外れな意見が多いのかなぁ・・・と感じることがあります。
山口氏を批判されている記事を多く見かけますが、書かれている記事に間違いが多くて、その記事に信頼性が全くないのが実情かなと感じています。
例えば、以下の記事ですが、
マネーロンダリングが得意
会員への卸売りで業績を伸ばした化粧品販売会社「MEDIC」
法人税3,000万円脱税で山口氏摘発
https://www.asahi.com/articles/ASJ444W0VJ44OIPE00G.html現在、アイテックインターナショナルの社長は、荒見 悠有記 氏
過去に法を犯したこともあり、法人登記上、取締役になれないのが理由でここから会社を立ち上げても社長にならず、他の者を社長に就任させている。
とありますが、別に過去に法を犯しても取締役になれない・・・という法律はありませんし、刑を全うして年数が経てば問題なく取締役になれます。
他にも、幾つか、そういった間違いがあるようです。
この「閻魔の独り言」というブログは、勢いでものを言うだけで、信用には値しない、詐欺的な侮辱をするブログのようですね。
マネーロンダリングの意味を本当にご存知ですか?
マネーロンダリングの仕組みを本当にご存知ですか?
念の為ですが、たかが数百万や数千万くらいで、すぐに調べがつく程度の資金運用はマネーロンダリングとは言いませんよ、、、というところかなと思います。
あと、数百、数千万くらいの資金では贅沢は出来ませんし、ロンダリングする程の額ではないということが分かりませんか?
と思ってしまいます。
あと、実際に、もう取締役になることが出来ない人も、世の中にはいます。
どんな人が取締役になれないかご存知ですか?
と聞きたいところなんですが、ここでは一旦、元の話題で記事を進めます。
という感じで、一つ一つを突き詰めると、間違いだらけなんですね。
一度でも倒産したらどうなるかご存知ないのでしょうね。
また、脱税で摘発されている・・・というのがどういうことか分かってないですよね。
追徴を受けてる会社は、全て脱税未遂ということで、世の中の、一定水準で規模が大きくなってる会社はどの会社も脱税に近いことはしてたり、完全追徴になって脱税をしてたりするものなんですね。
決して褒められたことではありませんが、3,000万程度の脱税、多くの成長企業にありがちな脱税なわけですね。
そして、潰れてしまう・・・という展開ですね。
脱税をする会社の多くは、翌年に支払うべき額を用意出来ないというのが、その実情です。
一年で大きくなりすぎると、内部留保や資金調達が追いつかず、結局、使う資金もなくて、支払う資金もない・・・という状況に陥りやすいんですね。
(また、意図せず追徴を求められ、対応が出来なかった・・・ということもあるのが実情です。)
そのため、実際には、摘発される前に既に情報が広がってたりしてるのが実情かなと思います。
言わなくても分かると思いますが、売り上げをあげた時、売り上げのお金が入ってくる時、お金を使って出て行く時、貯めておかないといけない時、国におさめる時、全部タイミングは違いますからね?
一言で、マネーロンダリングとか、そんな簡単な問題ではありませんからね?
ということがあり、山口氏に本当に問題があるようには見えないんですね。
そして、どこにも悪質な要素はなくて、日本全国、今現在も、そういった資金に頭を悩ませながら勝負をしている経営者が多いというところなんですね。
ただ、倒産しているというのは事実ですので、経営者としての未熟な部分はあったんじゃないかなぁ・・・とは思いますが、それは私から言うべきことではありませんし、他人がとやかく言っていいことでもないと、私は思っています。
摘発や逮捕されたり、倒産すると・・・
一度でも、逮捕されると、色々なところで問題になってきます。
何が問題になると思いますか?
信用がないことが問題になってきます。
信用がないと、オフィスを借りることが出来なくなります。
クレジットカードをつくることも、銀行から資金を調達することも出来なくなります。
また、要所要所で色々と疑われたりしますので、物事を前に進めることが本当に難しくなります。
しかし、それでも立ち上がる男はこの世の中にたくさんいるんですね。
本当に、驚くほどのバイタリティを持って立ち上がるんですね。
私は私のことでいっぱいいっぱいなんですが、それをモノともしない人は本当に凄いなぁと思うんですが、まさにそういうパワーのある人が山口氏なんですね。
私がよく見る、一度失敗しても立ち上がる人は、お金を貸してくれる人が周囲にいて、そういった人脈を構築されてきた方は再び立ち上がることが出来る人だという印象です。
前職で一緒に仕事をされた経営者の方が最も多いのではないでしょうか。
例で言えば、杉本宏之氏なんかはそういった典型の方かな?と感じています。
もしよければ、著書もあるので、読んでいただきたく思うんですが、私から言わせると、この人も典型的な詐欺師ですよね。
本の内容に騙されてはいけません。
本だけを読めば綺麗に聞こえますが、本当にとんでもないこともしていると、私は想像しています。
そして、当時、私は東京にいたんですが、話は耳に届いていました。
他にも、思い当たる方は多数いますが、例を挙げたいわけではないのでここまでとしますが、逮捕や倒産などがあると、今の日本では本当に色々な壁が出てきます。
一応ですが、杉本氏が逮捕されて会社を潰した・・・というわけではありませんので、誤読のないように宜しくお願いいたします。
とにもかくにも、脱税で捕まったから悪徳・・・というのは全くもって本質ではなくて、脱税で捕まって会社を倒産させたけど、意地でお金を借りてきて再スタートを切った・・・というのは、とんでもないことなんですね。
何度も言いますが、タンス預金がちょっとあるというだけでは、再び起業して波に乗せるなんてことはできませんからね???
連続起業は本当に凄い
会社を立ち上げて、波に乗せて、拡大して・・・という流れが一度でも出来ると、人は色んな妄想をしますよね。
「こんな不景気で会社が大きくなるなんて、不正をしているに違いない!」的な、そんな偏見も多いですよね。
例えば、資本金1,000万円でスタートして、研究所を抱える・・・ということがどういうことか分かりますか??
資本金1,000万円でスタートしているということは、億単位のお金が口座にあるわけではないんですよ??
口座に億単位のお金があると、それはそれで、色々と問題になってきます。
※ちょっと長くなってきたので、ここで書いた”色々と問題”ということについては、のタイミングで・・・ということで宜しくお願いします。
会社をスタートする時に1,000万でスタートして実績をつくるか、先述の人脈でお金をさらに集めてくることが最初にすべきことなんですね。
タンス預金で隠し持っていた資金を、いきなり持ち出してきたら、とんでもないことになります。
そもそも脱税で捕まった時に、身ぐるみ剥がされているという。
そして、また捕まっちゃいますよ。
そのため、協力者がいるわけでもない中で、再び資金を集めて億単位のお金を動かすことが出来るようになるんですね。
これがどれほどのことか・・・というところだと思います。
先述の杉本氏にしてもそうですが、その辺りに力を入れて奔走されています。
他にも起業家と言われる人の本を読めば、そのあたりの流れは、上辺だけでも見えてきます。
因みに、連続起業という言葉は、日本では馴染みのない言葉かもしれませんが、海外では”シリアルアントプレナー”と呼ばれる人も多いです。
連続起業家と言われるわけですが、決して珍しい存在ではありません。
会社を0〜1にしてつくる経営者、2〜10にして伸ばしていく経営者、という感じで、経営者にとってもステージ分けされていることが多いです。
板倉雄一郎氏の社長失格を読むと、よく分かるのではないでしょうか?
というくらい経営者の仕事を分けて考えたり、細分化してたりするのが世界です。
また、こういったことをアメリカの大学は”経営学”として体系化された学問になっているんですね。
日本人は数字を学ばないから、勝手な想像で物事を決めてしまう悪い癖がありますよね。
そんなことを思います。
兎に角、連続起業というのはとてつもなくパワーのいることで、社会的に烙印を押された人がするのは、相当に困難なことなんですね。
〜その二〜の締め
さて、第二回目も長くなってしまいました。
山口氏に関して批判的な記事が多いですが、この通り、私には何が問題なのかが、まだ見えてきていません。
それどころか、こういう記事が出てきてても、信頼される人に囲まれてたり、時には腕力で物事を前に進めたりするパワフルな方なんだろうなぁという印象が強いです。
側近の方々までしかお会いしたことがありませんが、側近の方々もパワフルな方々でした。
MLMに関しては、多少ネガティブなことも多いかもしれませんが、製品に力を入れ、マーケティングに力を入れてるところを見て、アイテックインターナショナルを見る必要があると感じるんですね。
ということで、第三回目は、そういった部分について思うことを書いていきたいと思います。
編集後記
第三回目の記事をアップしました。
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